Pinot Grigio/Pinot Gris-ピノ・グリージョ/ピノ・グリ-

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Pinot Grigio/Pinot Gris 

-ピノ・グリージョ/ピノ・グリ-

ピノ・グリージョ/ピノ・グリはどこから来たのか-原産地-

ピノ・グリはピノ・ノワールと同じフランスのブルゴーニュ原産です。

グレーのピノ・ノワール
名前が示す通り、このブドウはブルゴーニュのピノ・ノワールの亜種です。果皮の色は、黒ブドウというよりはピンクがかった赤色で、色の薄いピノ・ノワールともいえます。これは黒い果皮の色のもととなる、ブドウに含まれるふたつの遺伝子のうちひとつが動いていないため、色素成分が働かず、一風変わった色あせた変色をしています。これが、ピノ・グリ、つまりグレーのピノと呼ばれるようになった由来です。

様々な地域へ
ブルゴーニュで生まれたピノ・グリは、そこから東に伝わり、アルザスに落ち着いて定着し、リッチでマイルドなワインを生み出すようになりました。そして、ここからドイツ(特に南部)に浸透し、そこを抜けて、現在北イタリアに属するドロミテ渓谷にまで伝わりました。さらにヴェネツィアを中心とした平原に伝わると、早摘みピノ・グリージョでワインを造る手法が、イタリア全土の標準となりました。それらは飲みやすく、また栽培・醸造にかかる費用も安くすむため採用されたのです。昨今ではニューワールドでも多く造られており、ブルゴーニュとイタリアの大きく2つのスタイルに分かれます。

よくある香り/ニュアンス

◎果実◎

グリーンマンゴー 青パパイヤ グアバ キウイ ネクタリン
メロン 青リンゴ タンジェリン レモン

◎花/植物◎

生姜 クローブ メース スイカズラ アカシア

◎その他◎

アーモンド フレッシュココナッツ バニラ バナナ クリーム
濡れたコンクリート 鉛筆の芯 キニーネ はちみつ 川の小石


特徴・スタイル

前述の通り、ピノ・ノワールが突然変異で皮の色がピンク色/灰色になったものです。白ワインをつくる黒ブドウだということです。これにより、灰色がかった緑色から黒ぶどうと見間違えるように濃い色調まで様々な外観のワインになることができます。また、酸を失いやすいブドウです。

2つの個性/スタイル
このブドウはその栽培地域(またはスタイルにより)ピノ・グリージョとピノ・グリというふたつの名前をもち、両者の個性はまったく違います。ピノ・グリというフランス名ではブドウを完成させた果実味豊かなワインのスタイルとなります。特に日照量の多いアルザスでは成熟度の高いブドウとなり、本来の特徴の、豊かなボディと果実味を活かしたまろやかでコクを感じさせる味わいとなります。一方北イタリアを中心に栽培されるピノ・グリージョから造られるワインは、早めに収穫してさわやかな酸味を残した、ライトボディでマイルドなスタイルとなります。アルコール度数が低く、香味は穏やかなものが多いです。

真鍮色のロゼ
このブドウはグリ系のぶどうの中でも濃いめの果皮が特徴です。ワインの色調も通常の白ワインと比較して、濃いめになる傾向があります。これを活かし、果皮に十分に浸透させて醗酵させると、赤褐色がかったロゼになります。

評価

世界中でよく飲まれている人気品種です。最近はラベル上のピノ・グリージョというイタリア名のとおり、ピノ・グリージョのスタイルが多く支持され、世界中で最も人気のあるワインのひとつとなっています。ニューワールドでは、フランスのピノ・グリ、イタリアのピノ・グリージョ、どちらの名前を使うかにより、ワインのスタイルがわかります。

適応する気候

北部の品種で、早く熟すため寒い地域で良好に育つ品種です。フランス東部の厳しい寒さに耐えられます。日照量が多く、乾燥した気候では風味・コクの豊かなワインとなるります。

栽培地

全栽培地面積

0ヘクタール

 

イタリア:ピノ・グリージョと呼ばれる
トップクラスのアペラシオンでは、ブドウの成熟度が低いため、軽く、マイルドで、さわやかなワインになる。アルコール度数は13%以下
代表的なワイン:ヴェネツィア、トレンティーノ、フリウリ

フランス:ピノ・グリと呼ばれる
ブドウの成熟度が高いため、リッチかつアロマティックで果実味豊かなワインになる。通常アルコール度数は13%以上
代表的なワイン:アルザス

◆トップクラスの産地

アメリカ
カリフォルニア:ソノマ、セントラル・コースト
オレゴン:ウィラメット・ヴァレー

ドイツ:ファルツ、バーデン

カナダ:ナイアガラ・ペニンシュラ、オカナガン・ヴァレー

オーストラリア:シュタイヤーマルク、ブルゲンラント

ニュージーランド:ホークス・ベイ、ギズボーン、マールボロー

オーストラリア:南オーストラリア、ヴィクトリア

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