【ワインの劣化1】-コルク汚染/ブショネとは-What is Cork Pollution / Buchone-

【ワインの劣化1】-コルク汚染/ブショネとは-What is Cork Pollution / Buchone-

スポンサーリンク

-コルク汚染/ブショネとは-

この臭いは?ワインのコルク汚染「ブショネ」を上手に見分ける方法とは

「ブショネ」は最も一般的に遭遇するワインの劣化原因の1つです。ワインの栓に使われる天然コルクにともなう化学物質によって生まれる異臭であり、100本の中、コルク汚染のワインが2〜10本程度あるという見解・統計もあります。今回はコルクによるワインの劣化原因から、その特徴、見分ける方法まで、お伝えします。

コルク汚染/ブショネとは:

ブション=フランス語でコルクのこと。ブショネとはこのコルクの香り(化学物質)に汚染されたワインです。
もちろんワインのよい香りや風味が損なわれてしまうので、おいしくないワインを飲んでしまうことになります。

通常、生産のどこかの工程で、天然コルクにもとづく化学物質があなたの飲むワインの瓶の中に入り封じ込められるのです。その原因となる化学物質をTCA(専門的には2,4,6,-トリクロロアニソール)と言います。オーク樽やワイナリーの処理ラインにも存在するため、まれに1本のボトルではなく、生産されるワイン全体が汚染されてしまうこともあります。

コルク汚染/ブショネの見分け方:

ぬれた新聞、カビの多い地下室や陰干しした雑巾のような臭いがします。
ワインは駄目になり、本来の香りがしなくなります。

ブショネの発生率には諸説ありますが、一部の専門家の見解では、天然コルクによるTCAに冒されたワインは、天然コルクを用いて瓶詰めされたすべてのワインの2%と高くワインを劣化させる原因の2番目に多いものとなっています。
その他見解では全ワインの5%以上と言うものもおり、ワインを飲みなれた方であれば一度はブショネに当っているかもしれません。

香り以外での見分け方は、ワインを開ける際の音です。ワインからコルクを抜く際の音を聞いてみてください。
「キュッ!キュッ!」と音がなるときは要注意
です!本来コルクは湿っているもので、このような音が聞こえたら、注意してコルクの臭いを嗅いでみましょう。音がなるということは、状態が悪いと考えられるからです。

コルク汚染/ブショネを復活させられるか?:

UC Davis大学のワイン化学教授であるアンドリュー・ウォーターハウスは、ワインをサランラップを通して注ぐことで復活できると主張しています。コルク汚染の原因化学物質 TCAはポリエチレンに引き付けられる性質があるため、サランラップがTCAを吸着してくれるのです。この方法には一定の効果があるようですが、同時に繊細なワインの香りも消してしまうことがあり要注意です。

自宅であれば上記方法を試してみるのも手ですが、レストランでワインを飲む際は堂々とワインの交換を申し出ましょう!自分自身で見分けられる自信のない方は、ソムリエにテストテイスティングをしてもらえば大抵見分けられます

あと、稀ですがブショネの場合、ボトルを送り返すと交換してもらえるワイナリーもあるようです!

AD

スポンサーリンク

Archive List