ヴィン・サント/Vin Santoの意味/解説
(Vin Santo)
イタリアはトスカーナ地方で造られる極上のデザートワインで、イタリア語で「聖なるワイン」という意味。
収穫後のブドウを陰干しにし、糖度を凝縮させたものを醸造させ、小さな小樽で3年以上熟成させたもので、豊潤な甘味が特徴です。トスカーナ地方では、多くのバーやレストランでこのヴィン・サントに“カントゥッチ”と呼ばれる乾燥菓子を浸して食べる光景が見られます。
また、赤ワイン品種であるサンジョベーゼ種を同様に醸して、小樽で8年以上熟成させた「オッキオ・ディ・ペルニーチェ」(ヤマウズラの眼の意)と呼ばれるヴィン・サントは、“幻のワイン”と言われている逸品です。